名古屋市守山区はどんな街なの?住みやすさを解説!
新しい街での生活を考える際には、そのエリアがどのような街なのか?をチェックしますよね。
子育て世代にとっては、市区町村や自治体による子育て支援も気になるところではないでしょうか。
そこで今回は、名古屋市守山区の住みやすさポイントとして、街の概要と住環境、子育て背景について解説します。
名古屋市守山区への移住をご検討される方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
名古屋市守山区の住みやすさ① エリアの概要
まずは名古屋市守山区がどのような街なのか?概要や特徴について解説します。
名古屋市守山区の位置
守山区は、名古屋市を構成する16行政区のうちの1つで、市の北東部に位置する街です。
かつては「守山市」という自治体でしたが、昭和38年に名古屋市と合併し「名古屋市守山区」となりました。
面精は約34㎢で、16行政区のなかでは3番目に大きな区です。
人口は約17万人で、こちらも行政区では3番目に多い数字となっています。
名古屋市守山区の特徴
名古屋市守山区のおもな特徴は以下のとおりです。
豊かな自然に恵まれている
名古屋市守山区は、南に矢田川、北に庄内川が流れ、東へと緑地が広がります。
小幡緑地公園をはじめとする大型公園が多く、フルーツパークや河川敷緑地、スポーツセンターなど憩いの場も随所にあります。
豊かな水と緑に恵まれた環境で、多くの遺跡が発掘されていることから、太古よりこの地が居住地であったことも伺えます。
名古屋市のベッドタウン
名古屋市守山区は自然豊かな環境が注目され、宅地開発が進められてきました。
人口も増加しつつあり、名古屋市のベッドタウンとして人気のあるエリアです。
学校や研究施設が多い
名古屋市守山区は小学校・中学校・高校・大学といった教育施設が多く存在し、子育て世代からも人気があります。
また区内の志段味地区では、居住・研究開発・生産・商業・業務・文化・スポーツなどのあらゆる要素を調和させた「志段味ヒューマン・サイエンス・タウン」の建設が進められており、研究施設が多いことも特徴のひとつです。
名古屋市守山区の住みやすさ② 住環境
おうち探しにあたり、間取りや価格などはもちろんのこと、住環境についても重要なポイントです。
名古屋市守山区の住環境を以下3項目にクローズアップして解説します。
● 交通アクセス
● 買い物ができる施設
● 治安
では、それぞれの内容について順番に見ていきましょう。
交通アクセス
名古屋市内には市営地下鉄がありますが、守山区には地下鉄の駅がありません。
しかし、JR、名鉄瀬戸線、バスと鉄道の利点を組み合わせたゆとりーとラインがあります。
JR中央線を利用する場合、新守山駅から名古屋駅までの乗車時間は約16分です。
名古屋鉄道瀬戸線を利用する場合は、小幡駅から栄町駅まで約16分、急行列車に乗れば栄町駅まで約11分でアクセス可能です。
また地下鉄に乗り換えられる駅がいくつかあるため、地下鉄利用時にも不便さを感じることはないと思われます。
また守山区には守山スマートインターチェンジがあり、高速道路を利用しやすいエリアです。
中部国際空港(セントレア空港)まで約50分で到着できるため、飛行機に乗る場合にも利用できますね。
買い物ができる施設
名古屋市守山区には、スーパーマーケットやコンビニエンスストア、ドラッグストアなどが点在しており、日常の買い物に便利です。
夜遅くまで営業しているスーパーマーケットもあるため、仕事などで帰りが遅くなっても安心です。
なお守山区には、ショッピングモール「アピタパワー新守山店」があります。
食料品店から衣料品店、家電製品、ディスカウントショップ、飲食店などさまざまな店舗が入っているため、生活に必要なものがひととおり揃います。
駐車場が広い点も、おすすめポイントです。
アピタパワー新守山店のアクセス情報は下記のとおりですので、お引っ越し後はぜひ足を運んでみてください。
●所在地:名古屋市守山区新守山2830
●営業時間:9時~0時(店舗によって異なる)
●定休日:なし
●アクセス方法:JR中央線「新守山駅」より徒歩約5分
●駐車場:あり(1,100台)
治安
守山区は、名古屋市の行政区のなかでも犯罪発生率が低く、治安が良いエリアです。
学校が多いことから防犯意識が高く、警察の巡回だけでなく、地域住民による防犯パトロールがおこなわれています。
このように、名古屋市守山区は、交通アクセスや生活の利便性が高く、治安も良いことから、安心して住むことができる街です。
名古屋市守山区の住みやすさ③ 子育て支援
名古屋市守山区は教育施設が多く自然環境も豊富であることから、子育て世代に人気があるエリアです。
子育てをするうえで、支援の内容や教育環境は事前に把握しておきたい情報です。
最後に、名古屋市守山区の子育て支援について解説します。
名古屋市守山区の子育て支援
守山区では、以下のような子育て教育支援事業をおこなっています。
産前・産後ヘルプ事業
妊娠中や出産後間もない時期に家事や育児が困難な方に対して自治体がヘルパーを派遣し、家事や育児を援助する事業です。
母子健康手帳交付後から出産後6ヵ月以内、あるいは母子健康手帳交付後から出産に伴う母または子の入院期間終了後2か月以内の、いずれか長い期間で利用できます。
利用時間は8時~18時で、1日あたり4時間までです。
合計80時間の利用が上限です。
子どもの短期入所生活援助事業
18歳未満の子どもがいる家庭で、保護者が病気や出産・看護・災害・冠婚葬祭・学校行事といった理由で子育てが困難になる場合に利用できる支援事業です。
原則7日を限度として、乳児院や児童養護施設、里親宅で子どもを預かってくれるシステムです。
ぴよか(なごや未来っ子応援制度)
企業と地域や行政が連携し子育て家庭を応援する事業として、妊婦の方や18歳未満の子どもがいる家庭に対し、子育て家庭優待カード「ぴよか」を発行しています。
事業の協賛店や施設を利用する際に「ぴよか」を提示すると、割引などの特典を受けることができます。
ぴよかカードの使い方や協賛店、受けられるサービスなどについては「ぴよか」の公式ブログで発信しているため、ぜひチェックして利用しましょう。
のびのび子育てサポート事業
自治体による支援ではありませんが、市民相互の助け合い活動もあります。
会員になって子育ての手助けを依頼したり、逆に子育てのお手伝いをしたりなど、会員同士で一時的に子育てを援助し合う仕組みです。
ほかの都市では、「ファミリー・サポート・センター事業」と呼ばれています。
教育環境
名古屋市守山区は教育環境が整っているため、学校の選択肢が豊富な点も魅力のひとつです。
まとめ
名古屋市守山区は名古屋市の東北部に位置しており、豊かな水と緑に恵まれた街です。
住宅地の開発も進んでおり、人と自然、歴史が調和していることから、あらゆる世代の方が住みやすさを感じられるでしょう。
子育て世帯への支援も手厚く、教育環境も整っているので、ぜひ名古屋市守山区ですてきな物件を見つけてくださいね!
記事監修
おうちむすび