借地権付きの家の売却は難しい?売却方法や流れも解説

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借地権付きの家の売却は難しい?売却方法や流れも解説

「借地権付きの家は買い手が見つかりにくい」「地主の承諾が必要で手続きが面倒」と、ご自宅の売却にお悩みではありませんか。
一般的な所有権とは異なり権利関係は複雑ですが、仕組みを理解し適切な手段を選べば、納得のいく形で売却できる可能性があります。
本記事では、借地権の基礎知識やメリット・デメリット、地主への売却を含む3つの手放し方、そしてスムーズな取引のための手順について解説します。
地主とのトラブルを回避し、少しでも好条件で大切な資産を売却したいとお考えの方は、ぜひご参考になさってくださいね。

借地権とは

借地権とは

借地権付きの家の売却を検討する際は、権利の基本的な仕組みから理解しておくことが大切です。
まずは、借地権の定義や種類、所有するメリットやデメリットについて解説していきます。

借地権の種類と定義

借地権とは、建物を所有する目的で他人の土地を借りて使う権利です。
実務では大きく3種類に分かれるため、まずはご自身の契約がどれに該当するか確認しておきましょう。
まず、「旧法借地権」は1992年7月31日以前の契約が対象で、建物構造により20年以上または30年以上の期間が定められ、更新を前提としています。
1992年8月1日以降の契約は「普通借地権」となり、当初30年で、その後は更新期間が段階的に短くなります。
一方で、「一般定期借地権」は50年以上の契約で更新がなく、満了時に更地返還となるため、将来の見通しが立てやすい制度です。

所有のメリット・デメリット

借地権付きの家は、土地と建物を所有権で購入する場合に比べ、初期費用を抑えやすい点がメリットです。
価格は所有権相場の60%~80%程度となることが多く、同じ予算でも立地や広さに余裕を持って選びやすくなります。
また、土地の固定資産税や都市計画税は地主の負担となるため、借地人は建物分を中心に考えられ、資金計画も立てやすいでしょう。
一方で、毎月の地代や更新料、建て替えやリフォーム時の承諾料など、継続的な費用が発生する点は注意が必要です。
とくに、定期借地権では残存期間で評価が変わるため、満了までの流れを整理して伝えることが安心感につながります。

売却時の権利関係

借地権付き建物を売却する際は、建物の売買とあわせて、土地を利用する権利を引き継ぐ手続きが重要になります。
建物は借地人の所有物ですが、土地は地主のものとなるため、買い手の方へ借地権を移転する必要があります。
ただし、この借地権の譲渡には民法第612条に基づき地主の承諾が必要となり、売主と買主だけで進められない点に注意が必要です。
承諾の過程では、契約条件や経緯を丁寧に共有することで、新しい借地人との関係も築きやすくなります。
名義書換料などの費用も見据え、不動産会社と地主に配慮しながら進めることで、落ち着いて売却を進められるでしょう。

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借地権付き建物を売却する3つの方法

借地権付き建物を売却する3つの方法

前章では、借地権付き建物の仕組みについて述べましたが、実際に売却するにはどのような手段があるのか気になりますよね。
ここでは、地主への買取や第三者への譲渡など、代表的な3つの売却方法について解説します。

地主に買い取ってもらう

地主に買い取ってもらう方法は、買い手探しの範囲が限られる分、売却までの流れを把握しやすい点がメリットです。
まずは契約書を確認し、借地権の種類や存続期間、地代などを整理してから相談すると話が進めやすくなります。
価格面では、周辺事例や建物の状態を踏まえ、根拠を共有しながら無理のない水準で調整することが大切です。
地主との関係性を大切にしながら交渉を進めることで、条件面の調整もしやすくなります。
さらに、合意内容は覚書などで残しておくことで、後からの確認がしやすく、手続きもスムーズに進められます。

第三者へ借地権を譲渡する

第三者へ借地権を譲渡して売却する場合は、建物と借地権をセットで引き継ぐ点を、最初から伝えることが大切です。
地主の承諾が必要となるため、名義書換料や承諾までの流れを整理し、説明できる状態にしておくと安心感につながります。
また、価格面では地代だけで判断されないよう、光熱費なども含めた生活コスト全体で比較してもらう工夫が有効です。
初期費用を抑えて立地の良い住まいを選べる点を伝え、具体的な暮らしを想像できる資料を用意しておきましょう。
なお、内覧時には契約内容や支払い状況、更新や返還までの見通しを共有することで、信頼関係を築きやすくなります。

底地権とセットで売却する

底地権は地主が持つ土地の所有権を指し、借地権と合わせることで権利関係が整理され、売却を進めやすくなります。
進め方としては、底地権を購入して所有権にまとめてから売却する方法や、地主と協力して同時に第三者へ売却する方法があります。
いずれの場合も、まずは地主の意向を確認し、条件を整理しながら合意内容を記録に残すことが大切です。
なお、底地権の購入を伴う場合は、資金計画や名義、費用負担を事前に決めておくと手続きがスムーズになります。
不動産会社に窓口を一本化し、契約書類を整えながら進めることで、関係者全員が安心して売却を進められるでしょう。

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借地権付きの家を売却する流れ

借地権付きの家を売却する流れ

ここまで、借地権付きの家の売却方法を解説しましたが、トラブルを防ぐためにも、手続きの流れもおさえておきましょう。
最後に、不動産会社との契約から、地主との交渉、決済までの流れについて解説していきます。

仲介会社選びと査定

仲介を依頼する不動産会社は、借地権付き建物の実績があり、進め方を共有してくれるところを選ぶと良いでしょう。
査定では、借地権の種類や存続期間、地代を整理し、契約書の内容と現状を照らして伝えることで判断がスムーズになります。
ただし、旧法借地権や普通借地権、定期借地権の別で評価の考え方が変わるため、種類を明確にしておくことが大切です。
あわせて、建物の状態にくわえ、地主との関係性や承諾の見通しも早めに相談しておきましょう。
情報を整理して買い手向け資料に反映すれば、販売計画が立てやすくなり、説明にも一貫性が生まれます。

地主の承諾と必要書類

借地権を譲渡するには地主の承諾が必要となるため、民法の考え方を踏まえ、早めに相談を始めることが大切です。
手続きでは、借地権譲渡承諾書を中心に、署名や押印などの段取りを順に整えていきます。
ただし、名義書換料の有無や支払い時期は契約内容や地域の慣習で異なるため、不動産会社と確認しておきましょう。
承諾を依頼する際は、売却の背景や買主の利用予定、地代の支払い状況を伝えることで信頼を得やすくなります。
定期借地権の場合は、満了時に更地返還となる点も共有し、将来の見通しまで説明できると親切です。
なお、更新時期が近い場合は、更新条件とあわせてスケジュールを整理し、落ち着いて手続きを進めましょう。

契約・決済の注意点

売買契約では、建物の条件にくわえて、借地権の譲渡や地主の承諾がどう位置づけられているかを確認し、認識をそろえておくことが大切です。
決済日は、代金の受け取りと引渡しを同時におこなう重要な場面となるため、名義変更や書類提出の段取りを事前に整えておきましょう。
また、建物の所有権移転登記と借地権の名義書換は連動するため、全体の流れを意識して準備を進めると安心です。
費用については、名義書換料や承諾料、仲介手数料なども含めて早めに資金計画を立てておくと余裕が生まれます。
承諾取得から契約、決済までのスケジュールを共有しておけば、関係者全員が同じペースで進めやすくなるでしょう。

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まとめ

借地権は、建物を所有するために土地を借りる権利で、初期費用を抑えやすい一方で、売却時には地主の承諾や名義書換料が必要になります。
売却方法には、地主への買取依頼、第三者への譲渡、底地権とセットでの売却があり、状況に応じた選択が重要です。
査定から引渡しまでをスムーズに進めるためにも、実績のある不動産会社に相談し、合意形成や書類準備を計画的に進めていきましょう。

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おうちむすび

守山区を中心に愛知県内の住まい探しをサポートしています。「お客様の人生に寄り添う」をモットーに地域で一番選ばれる不動産屋を目指し、誠実なご提案を心がけています。
不動産は暮らし全体を支える大切な要素。だからこそ、安心して一歩を踏み出せるよう、丁寧なサポートを徹底しています。

■強み
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■事業
・新築戸建て / 中古戸建て / 中古マンション / 土地などの不動産売買
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・住み替えや資産活用に関するご相談も対応可能


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